バリの物価は人によって違うものだ

バリのイメージというと、東南アジアの南国ということで物価も安いと思っている方も多い。しかし、バリの物価は思っているほど安くはない。真実を知ってしまえば、むしろ高いと感じてしまう人もいるだろう。
人によって千差万別のバリの物価について話をします。
まず、レストラン。バリでは、こじんまりとしたレストラン、喫茶店のことを「warung」と呼んでいる。
そのwarungの中でもいくつかの種類に分けられている。旅行先で利用する、インテリアがよく美味しい料理が出されるwarungのかかるコストは最低でも500円からだ。そう、そんなに安くない。

タンジュンベノアにあるレストランMr Bob Beachfront Bar & Grill。バリニーズチキンステーキ65,000ルピア(およそ530円)、リブは95,000ルピア(およそ780円)

ウルワツ寺院の行く道にある「fat chow」。ハンバーガーだと65000ルピア、ナシゴレンは58,000ルピア。
なぜバリは安いイメージがついているのだろう?
どこに行っても観光客だらけのバリは、観光客で賑わうwarungは当然、価格も高い。ところが、観光客もそこまでおらず、現地の人がまぁまぁいるwarungや、現地の人に聞いたwarung,facebookのインドネシアの友人に教えてもらったwarungに行ってみると、本当のバリでの物価が分かる。
普通、現地の人が愛用するwarungは比較的古く、お世辞にも清潔とは言えない場所なので注意が必要。だからと言って、見るからに汚いわけではない。

例えば僕が泊まったホテルから少し離れた「warung bu kris」。ここでは滅多に観光客を見かけなかった。っていうか客も自分一人だけ。ここの看板メニューである鶏肉を炒めた「Ayam goreng」は20,000ルピーだ。
ドリンクやご飯を頼んでも30,000ルピーで満足できる。日本円で約250円だ。
せっかく旅行に来たのだから、雰囲気もよく、上質なサービスと美味しい食事が与えてもらえると思っているあなた!もちろん日本よりは安くはあるが、そこまで安くないことを覚えておいてください。
日本と価格が大きく変わらないものはお酒と薬、乳製品とパンぐらいです。お酒はビール中ジョッキで250円ぐらいである。安いのは安いが、そこまでだ。

では逆に何が安いかと言うと肉である。インドネシアの下にはオーストラリアがあり、そのオーストラリア産牛肉がかなり安い。500gで250円ぐらいなので、インドネシアの人たちは豪華な生活だ。
野菜や果物も安い。マンゴーは一つ50円。バリ島に行ったら絶対にマンゴーを食べた方がいい。キャベツの一つ45円。
ちなみに、ウブドは今回滞在したヌサドゥアや、クタ、スミニャックよりも物価が安いので、長期滞在の方にはオススメだ。
-トラベルハック, 南国 ビーチ, 旅知識
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