サモアでは飛行機に乗る際に肥満の人は追加料金が発生する!

2017年05月30日

肥満の人々が最も多い国はどこか知っていますか?イギリス日刊デイリーメールが公開した国別の肥満率グラフによると、アメリカ領サモア人口比肥満度が最も高いことが分かりました。 全人口の75%肥満なんです!それに対し、サモア航空(Samoa Air)は全世界の航空会社の中で最初に、乗客の体重に応じて航空券の追加料金を課すことを決定しました。 また、体重130kg以上の乗客のため、エコノミークラスの席よりも約30cmのスペースが増えた「XLクラス」も導入。 体重で価格を差別化するのは、少々デリケートな部分もありますが、本人も周りの目を気にせずに快適にフライトすることができる点では納得のサービスですね。

肥満が多いサモア人

サモア航空のサービス
XLクラス導入前 サモア航空は設立当初から乗客の体重に応じて運賃が変わる「重量制運賃システム」を導入しています。 チェックイン際に体重を測って、体重に応じて決められた運賃を払う。料金は、短距離区間の場合1㎏あたり1ドル、長距離区間は平均4.3ドル程度。 料金を節約するため、ダイエットした後、搭乗する乗客が自然と増えました。画期的な「ダイエット政策」ですね。
サモア人の特徴
サモア人はただ太った人が多い国ではない。サモアを知らない人でも世界的に有名なプロレスラー格闘家がサモア出身で多くいる。 サモア人は、南太平洋の人々とは体形が違って、大きく丈夫で、直毛が多く肌の色は銅色に近い。 小柄な人でも一般人の1.5倍ほど大きい。力の強さは「」に近いという表現まである。
なぜサモア人は太った人が多いのか?
アメリカのピッツバーグ大学の研究チームが5,000人のサモア人のゲノムを分析した結果、なんと25%が肥満遺伝子を持っていることがわかった。 CREBRFと呼ばれる肥満遺伝子は「節約(thrifty)」と遺伝子の「遺伝的変異(genetic variant)」の合成語である。この肥満遺伝子を持つサモア人は健常者よりも肥満になる確率が30%~40%高いのだ。 この遺伝子はヨーロッパとアフリカ人にはほとんどなく、アジアでも珍しい。

サモア旅行のアドバイス

南太平洋で最もコスパの良い観光地
  サモアは、2015年「ロンリープラネット」において南太平洋で「最も手頃な価格で行ける旅行場所」に選ばれた。一日40~60ドル程度でも十分旅行が可能。 特にビーチフェールズ(Beach Fales)ビーチのすぐそばにある宿泊施設は一日に朝食と夕食を含めて3~4千円程度。毎週、日曜日に開かれる魚市場に行くと大人の頭ほどのマグロを2,3千円程度で味わえる。 獲れたての魚を揚げたフィッシュアンドチップスも300円ほど。Apiaの中心部には、大型マートもたくさんあります。
サモアへはいつ行けばいいのか?
サモアの年間平均気温は27℃程度、雨季は11月から翌年4月までの間ですが、1~2月が一番雨が多い。それによって、最適なシーズンは3月から12月ほどでしょう。 天候は熱い気候ですが、東南アジアのように湿気はあまりないです。 サモアのランドマークである「トスア」は「死ぬ前に行くべき場所100選」の常連で、「世界で最も大きく、神秘的な天然のプール」と呼ばれています。最近ではジャスティンビーバーがインスタグラムで共有して、さらに有名になりました。  

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